桜坂しずくとか言うやべー奴~5話感想~

雷鳴が胸に鳴り響いて

 

閉じ込めていた感情が 溢れ出してゆく

 

もう 見失ったりしない

 

私だけの想いを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ開かれたのはパンドラの箱だったんですけど

 

 

 

 

 

 

 

 

「開幕♡ドリームランド♡」

 

 

せーのっ!

 

どうも2話おきに感想を書くよくわからないオタクです。

えー、4話での次回予告は何事かと思いましたよ。なんか突然えっちな女がえっちな声でえっちなタイトルコールしてるんだもん。ソープ開演の合図かと思ったよね。行ったことないですけど。

 

で、まあそんなそんな感じで点火されたえっちコンロに胸と股間を踊らせること1週間。

遂に訪れたラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会5話で起きた3つの出来事!

 

 

1つ!

部活の先輩でnmmnカプ妄想を繰り広げるクレイジー桜坂!

 

2つ!

それを他の先輩に持ち掛けた挙句本人達にもカミングアウトするクレイジー桜坂!

 

3つ!

最終的に自らもその輪に入るクレイジー桜坂!

 

 

???「もう、このぉアイドルアニメは終わりだぁ!」

 

 

なんか脳内百合畑が好き勝手暴走して反省して立ち直ってたらアニメ終わってましたね。

 

やっぱ1話のストーリーなどでは纏められないほどA・ZU・NAの歴史は魑魅魍魎だったんだなって(白目)

 

 

 

桜坂しずくの本質

 

ふざけて終わるのもアレなんで少しだけ真面目な方も書きますよっと。

今回の2期5話までに桜坂しずくが掘り下げられた回と言えばやはり「Solitude Rain」の披露回でもあった1期8話。実は自分、あの回には割と不満を持っていた人間でして。

 

何故かというと劇中で彼女も口にしていた「本当の桜坂しずく」とは何であるかが不明瞭なままであったからなんですよね。確かに本当の自分を曝け出せるようになれたのかもしれないけれど、結局その本当の彼女が明らかにされないまま終わってしまったためイマイチ乗り切れなかった、というのが正直な感想でしたね。

 

噂によるとフォトエッセイの方で掘り下げられてはいたらしいですが自分は読んでない為本当の桜坂しずくが何者であるかはわからずじまいでした。

 

そんな禍根もある中迎えた2期5話はまー見事に桜坂劇場全開でしたね。不満タラタラだった自分は無事成仏しましたよ。ここまでやれとは言ってないけど。

 

でまあ、そんな少々過剰とも思えるレベルで描かれた「本当の桜坂しずく」とは「世界の想像とその創造」。先輩で繰り広げたいかがわしい妄想すらも形にしようとするようなド変態こそが彼女の正体だった訳です。

 

別に悪口ではありません。むしろ創作者としては当然のこと。自分も物書きの端くれなので自信を持って言えますが創作者なんてのは大体変態です。自身が悦に浸るためのオ〇ニーを世間におっぴろげる。創作の基盤なんてこんなもんですから。

 

そしてしずくもその一人。彼女は定められた物語を表現する役者である以前に、自ら物語を創造する一人のクリエイターだった訳ですね。これに関しては1話冒頭のSIF告知映像でも桜坂監督という形でその気質が表れていたので非常にいい導入だったと思います。

 

正直スクールアイドル要素の薄かった1期8話に対しちゃんと演劇部の経験や自らの想像を糧にスクールアイドルとしての自分が立つステージの創造を試みているのも良かったですね。

まああのド変態妄想をスクールアイドルの何に活かすんだよって話でもあるんですが。ステージ上でレズビでも披露するんか。

 

上述の要素はこれまでのラブライブには薄かった色であり、ある意味では最もスクールアイドルに適した気質であるとも言えます。

 

この先確実に披露されるであろうA・ZU・NAの新曲。

仲間を得た彼女がどんなステージを生み出してくれるのか。その景色に期待しつつ、今回はここで区切らせて頂きます。